2013年12月22日日曜日

深浦の山中のこと part3

レンガ造りの指令所跡をあとにして、さらに山中を進みますと、碁盤の目のように形をしたコンクリートが埋もれていました。

兵舎跡だそうです。先の指令所跡と違い、土台しか残っていませんが、確かにここに建物があったんだぞ、という雰囲気がありました。
 
それからさらに上ると、高壺山の三角点に着きました。
 

周囲を木々に囲まれていますが、やや開けていました。
風が吹き抜けて寒かったです。
 
そこから左に曲がりまして、指令所跡がありました。
 

こちらはコンクリで作られています。先ほどのレンガ造りのものよりもしっかりと残っているように思いました。
 
三角点まで戻って、藪をこぎながら降りますと、発電所跡がありました。


すぐ横にあった貯水槽は深く、3mくらいでしょうか、落ちれば自力では登れそうにありませんでした。
 
また藪をこいで山から降りれば、正面に深浦八幡が見えました。
 
山中のロケーションもよかったですが、深浦の町を一望できるここからの風景も悪くないと思いました。
 
 
以上、半日をかけて深浦の山中を歩きました。
月並みな感想ながら、長く下松に住みながら、深浦に跡地がこんなに残っているとは知りませんでした。
 
このたび見学した場所を、この先ロケーションとして紹介する機会があるかは分かりませんが、下松にある風景として記憶しておくことで、きっと何かの役に立つと思っています。

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