2014年6月14日土曜日

映画「OYAKO」 上映まで1ヶ月を切りました!

 気が付けば、映画「OYAKO」のMOVX周南での上映まで、もう1ヶ月をきっています。




 映画「OYAKO」は、昨年の夏に下松市内で撮影が行われました。ただ下松で撮影が行われただけではなく、下松を舞台としての撮影でした。
 多くの映画は、いくつかの場所で撮影を行い、くっつけて架空の街にして上映することが多いのです。下松で撮影が行われて、それが下松市として映画に登場するのは、けっこうスゴイことだと思います。
 そんな映画をひとりでも多くの方に見てもらいたいし、そして、見てもらった方にすこしでも深く味わってもらいたい。いまさらながら映画の撮影の裏話・苦労話なんかを書いていこうと思います。
 あまり文章は得意ではありませんが、よろしければお付き合いください。



 昨年の8月に行われた撮影を思い返したとき、まっさきに浮かんでくることが2つあります。どちらも苦労したことです。

 劇中にキャンドルの出てくるシーンがあります。映画にもご出演いただいたナルミ・キャンドルさんのキャンドルです。


 このキャンドルを使って撮影をするとき、雨が降りました。激しい雨でした。



 昨日まではとても暑い夏の日だったのに、こんな撮影のときにかぎって大雨でした。
 説明するまでもありませんが、雨のなかではキャンドルに火はつきません。でもキャンドルに火をつけないと撮影できません。
 ただでさえ難しい撮影でした。キャンドルのあかりは見えなきゃいけないけれど、役者さんの顔も見えないといけない。撮影できる時間帯が限られていました。撮影のできる時間のあいだに止んでもらわないと、困る、とても困る。


 映画「OYAKO」の撮影スケジュールはぎりぎりで、もしここでの撮影が中止になれば、かなりまずいことになります。
 でも、現場にあまり悲壮感はなかったように思います。子どものいたずらにあったような、たいしたことじゃないさ、なんとかなるよという雰囲気がありました。
 撮影スタッフ一同、雨宿りして、雲を見ながら、 雨が止むのを待ちました。

 すると、ほんとうに止みました。

 さっきまでの激しい雨が嘘だったみたいに、あたりが明るくなりました。いましかない。慌てて計画通りに、キャンドルを並べます。

 ここでまたひと苦労がありました。
……続く



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映画「OYAKO-present to the future-」、
7月12日(土)~MOVIX周南で上映されます。
下松市が舞台になり、多くの下松市民も出演しています。
1週間限定の上映ですので、お見逃しのないようお気を付けください!
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